四つの境内を構える古くからの伝統を守る諏訪大社 【諏訪本宮】

  • 2月 10, 2023
  • 2月 10, 2023

諏訪大社上社本宮(ほんぐう)は、我国最古の神社の一つであり、日本国土の守護神としてこの地にお鎮りになり、信濃國一之宮として皇室武門および一般の信仰が厚く、全国約一万余りの諏訪神社の総本社、「諏訪上社前宮」をご紹介させていただきます。

 

長野県諏訪市中洲にある諏訪大社の本宮

「上社本宮」は長野県諏訪市中洲宮山の中にある諏訪大社の本宮です。

本宮は諏訪造りの代表

上社本宮は、四社の中で一番多く建造物が残っています。また神体山を拝するという大きな特徴を持ち、祭祀研究の上からも注目されているそうです。

水の守護神としての由来と七不思議

上社本宮の境内のほぼ真中には東宝殿、西宝殿と言う二棟の茅葺の建物があります。本宮で最も大切な御社殿とされ、寅年と申年毎に交互に建替がなされ遷座祭が行われます。その中で軒からはどんなに干天の日でも最低三粒は水滴が落ちるといわれ、七不思議の一つに挙げられており、また諏訪大神が水の守護神として広く崇敬される根元にもなっているそうです。

御祭神

御祭神は「諏訪大明神」です。

御神徳

「海」、「農業」、「狩猟・漁業の守り神」「水の守護神」、「勝負」、「開運」、「縁結び」、「子授け」です。

その他

公式ホームページhttp://suwataisha.or.jp/honmiya.html

ちょっとした小話

幣拝殿と片拝殿のみで本殿を持たない、諏訪造りという独持の様式。徳川家康が造営寄進したと言う四脚門など貴重な建造物が数多く残っているそうです。六棟は国の重要文化財に指定されています。守屋山の山麓で中部地方唯一と言われる原生林に包まれるが如く鎮座しています。 諏訪大社は社殿の四隅に「御柱(おんばしら)」と呼ぶ大木が建ち幣拝殿や左右片拝殿が横に並び、本殿の等社殿の配置などは独特の形をしています。

御朱印をお求めの方は四社全て一緒ではなく、すべて異なりますので興味がある方は是非確認してみて下さい。四社全て回るといいことがあるやもしれません。

お電話はこちらから

上社本宮 長野県諏訪市中洲宮山   TEL : 0266-52-1919

社務所受付時間 上社本宮の各授与所開所時間は午前8時半より午後5時までです。

その2