四つの境内を構える古くからの伝統を守る諏訪大社 【諏訪春宮】

  • 1月 30, 2023
JR中央本線下諏訪駅から北西へ「約1km」、秋宮から西へ「約1km」の位置で旧中仙道沿に鎮座します。上社へは諏訪湖を隔てて「約13km」のところにあります。そんな諏訪大社「諏訪下社春宮」をご紹介いたします。

長野県諏訪郡にある境内のうちの一つ「下社春宮」

「下社春宮」は長野県諏訪郡下諏訪町大門の川辺にある神社です。

下社で最も古い建物

建築様式は鎌倉時代のものとされ、1730年代の元文年間に修築されましたが、下社では最も古い建物で遷座祭の折に神輿はこの橋を渡り、祀るそうです。

御祭神

「建御名方神」(たけみなかたのかみ)と「八坂刀売神」(やさかとめのかみ)建御名方神の御兄神である「八重事代主」(やえことしろぬし)です。建御名方神は祀られている神社によっては呼ばれ方が異なることがあります。

御神徳

御神徳は「五穀豊穣」、「恋愛」、「結婚」、「仕事」などあらゆる「縁結び」です。

その他

公式ホームページhttp://suwataisha.or.jp/harumiya.html

ちょっとした小話

社頭から真直ぐ800m程伸びる道路があり、かつては春宮の専用道路で下社の大祝金刺一族を始め多くの武士達が流鏑馬を競った馬場となっていました。上の方で少し触れましたが「下社春宮」は下社で最も古いとされる建物で、建築様式は鎌倉時代のものとされ1730年代の元文年間に修築されましたが、下社では最も古い建物として鎮座しています。驚くべきことに神楽殿と拝殿、左右片拝殿及御宝殿と続く建物の配置は秋宮と同じです。神楽殿は修改築が幾度となくなされていましたが、春宮と秋宮の社殿の建替が諏訪藩に依って計画された時に同じ絵図面が与えられたとされ、大きさこそ違いますがその構造は全く同じで、春秋両社の建築は彫刻において様々な技が競われています。

御朱印をお求めの方は四社全て一緒ではなく、すべて異なりますので興味がある方は是非確認してみて下さい。四社全て回るといいことがあるやもしれません。

お電話はこちらから

下社春宮 長野県諏訪郡下諏訪町193 TEL : 0266-27-8316

社務所受付時間 下社春宮の授与所開所時間は午前8時半より午後4時半までです。